１０年ほど前にピアノを購入しました。数か月から１年位は時々弾いていましたが、気が付くとほとんど弾かなくなったので、新品同様でもありますので、なんとかいい金額で下取りできないかと処分方法を調べました。粗大ゴミとして捨てるという選択肢もありましたが、なにせ新品同様であまりにももったいなく、また近くにピアノを引き取りたいという友人もいませんでしたので、いくつかインターネットのサイトを通じて、楽器下取りの方法を調べたところ、クラシックギターやエレキギター、ドラム、アップライトピアノ、電子ピアノを下取りしているところが出てきました。

下取りの方法は、店頭への持ち込みや、場所にもよりますが自宅に査定に来てくださるところもあります。そこで基本情報として、メーカーや機種、製造年、取扱説明書の有無、箱の有無等を聞かれます。最終的には実際に見ていただき、価格が決まります。買取強化中のものなどは、買取価格が高くなることもあるようです。いくつかのお店を調べた上で、その店の得意分野や買取価格の高そうで、かつ安心なところを探し当て、最終的にどこで処分するかを決めました。

買ったはいいけれど、子供も大きくなって使わなくなってしまい、インテリアと化してしまったピアノのことをピアノのリサイクル業界は「冬眠ピアノ」と呼んでいるそうです。1億総中流階級と言われた頃まで１９７０年代をピークに、ピアノは日本全国に普及しました。その後は、日本の狭い住宅事情や近隣との問題なんかもあって、今やすっかり下火に。なので冬眠ピアノはかなりの数あって、それを買い取るのがピアノリサイクル業者の役割です。

中にはちょっと良くない評判のところもありますが、よい評判しか聞かないところもあります。中古ピアノ買取の伸和ピアノは、ネット査定を行っておりません。きちんと現物を見て引き取ってくれます。金銭トラブルがないので評判がいいですね。また、そこで買い取った中古ピアノは、専用の工場でメンテナンスをされて次の所有者へ引き継がれるというところも支持されるポイントです。